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『運命じゃない人』

2005年(邦)   ミステリー/コメディー    評価★★★★☆
監督:内田けんじ
脚本:内田けんじ
撮影:井上恵一郎
音楽 : 石橋光晴
出演:中村靖日 、霧島れいか 、山中聡 、山下規介 、板谷由夏 、眞島秀和 etc


〈作品紹介〉
5つの物語がパラレルに進行する新感覚ラブストーリー。

典型的ないい人・宮田(=中村靖日)をはがゆく思っていた私立探偵の神田(=山中聡)は、いつまでも前の彼女のことを引きずっている宮田のために、レストランで1人で寂しそうに食事をしている女性・真紀(=霧島れいか)をナンパするが、これが思いもよらない展開への幕開けとなる…。


〈作品感想〉
11桁の数字を知ってるか、知ってないかだけが、赤の他人とそうじゃない人を別けるんだ。

作品の構成がとても素晴らしいです。こういう脚本がしっかりしている作品は、有名な役者さんを使わなくても問題なしです。有名な役者さんを使うと反って脚本の良さを暈してしまう可能性もありますからね。

大きくは3人の視点で描かれてますが、5人のそれぞれの視点の物語と言っていいでしょう。1人1人の視点が重なるに連れて思い込んでいた物語が違う物語へと変化して行きます。観ているこちらをも巻き込んだ騙し合い活劇です。“人間”ってホントに面白い生き物ですよね~。

普通にすれ違う様な人達が実は後に関係していた、って所が面白いです。しかも説明的な感じがあまりないので、見過ごしてしまえばそれまでの人もいます。スリッパのくだりや、山ちゃんとの遭遇など・・・。真紀が金を奪ってからの台詞の変化も面白い。

最後にすっかり忘れていた先輩がマンションに現れる。オチとしては「あ~そういえば、いたなぁ、こんな人・・・」という感じだが、自分的にはもうちょっと突っ込んだオチにして欲しかったかな~。真紀と先輩が扉の前に立ち、そのあとの展開を予感させるような、そんな終わり方だったら満点だったんですが・・。

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2008/12/06 12:12 | あ・い・う・え・おCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』

1994年(邦)   青春    評価★★★★
監督:岩井俊二
脚本:岩井俊二
助監:行定勲 他
出演:山崎裕太、奥菜恵、小橋賢児、麻木久仁子、光石研、山崎一、深浦加奈子、田口トモロヲ、酒井敏也、石井苗子、蛭子能収 etc


〈作品紹介〉
フジテレビのドラマ枠『ifもしも』のスペシャル版として映画を製作。

打ち上げ花火を巡って繰り広げられる少年少女の夏の一日を、瑞々しくも郷愁あふれるタッチで綴った作品。小学生最後の夏休み。その日は学校の登校日で、夜には花火大会がある日。プールでは典道(=山崎裕太)と祐介(=反田孝幸)が50mを競おうとしていた。そこに、二学期には転校してしまう、なづな(=奥菜恵)がやってきた…。


〈作品感想〉
「裏切られるの・・・血筋みたい・・・」

誰にでも、「もしもあの時・・・」と思う後悔の岐路というものがあると思う。そんな過去の岐路に立ち戻ってもう一度やり直しが出来たなら・・・という願望を、奇抜なタッチで描いた作品です。この作品を観ると、やはり初恋を思い出してしまいます。誰が言い出したか知りませんが、まさに甘酸っぱい思い出でした。

この物語を観ていると真実なんて、空虚なものだと思い知らされます。誰かの何気ない一言や行動ひとつで真実はねじ曲げられるのです。何を信じたかが自分にとっての真実となる。

1度目の話では、屋台にいたオッチャンの何気ない一言によって、打ち上げ花火は横から見たら“ひらぺったい”という答えに辿り着きます。なずなが花火大会に誘う相手も、典道が泳ぎの勝負中に足を負傷した事で変わってしまいます。そう考えると自分の記憶にある過去の真実なんて、自分勝手に決めつけた実のないものもあるのかも知れませんね。

なずなの複雑な心模様が切ないです。駆け落ちなんて出来ないと分かっていながら、現実から逃げ出したい気持ちと、この場所から逃げ出したくない気持ちが絡み合う。バス停でわざとらしくバッグを開けるなずなの微笑が逆に切ないです。

空想は花火のように一瞬の煌めきを放って消えていきます。やりきれない切なさが胸に込み上げてきます。歳を重ねてから観たほうが切なさが応える作品だと思い知らされました。やはり岩井俊二は恐るべしですよ。

2008/11/29 08:42 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『Love Letter』

1995年(邦)   恋愛    評価★★★★☆
監督:岩井俊二
脚本:岩井俊二
撮影:篠田昇
出演:中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇、光石研、田口トモロヲ、鈴木蘭々、范文雀、篠原勝之、加賀まりこ etc


〈作品紹介〉
神戸に住む渡辺博子(=中山美穂)は、山で遭難した婚約者の藤井樹の三回忌の帰り道、彼の母・安代に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。忘れられない彼への思いから、そのアルバムに載っていた、彼が昔住んでいたという小樽の住所へとあてもなく手紙を出す。すると数日後、来るはずのない返事が…。 その手紙の主は、亡くなった婚約者の藤井樹と同姓同名で、彼と同級生だった、女性の藤井樹(=中山美穂)。やがて博子と樹の奇妙な文通が始まる…。


〈作品感想〉
「お元気ですかー?・・・私は元気でーす。」

観れば観る程、泣ける映画ってありますか?これはホントにそんな作品です。初めて観たときは終盤の名場面で感動はしたものの不思議なラブストーリーだなぁって感じでした。でも何度も観るうちに作品全体の細かさに気付かされるんです。そこが岩井作品の素晴らしい所ですね(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

ストーリーはもちろんの事、映像、音楽の素晴らしい事。とくに音の入れ方が素晴らしい。台詞、物音、無音、BGMの入切が独特で印象的でそして美しいです(´▽`) ここまで全てにおいてこだわっている監督さんは果たしているのでしょうか?こだわっている監督さんはいたとしてもここまで美しく仕上げられる人は今の所見当たりません(・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)

分かりやすい名場面というものもいいものですね。「お元気ですか~?」あの場面は何度観ても泣けてきます(TwT)ぅぅぅ そこに豊悦の「邪魔せんときぃや、いまいっちゃんええとこや」で笑いを加えるという完璧な作戦♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!、もう参りましたとしか言えません(∩_∩;)P 白旗~!

2008/11/15 11:37 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『undo』

1994年(邦)  人間/愛情    評価★★★★☆

監督:岩井俊二
脚本:岩井俊二
撮影:篠田昇
出演:豊川悦司、山口智子、田口トモロヲ


〈作品紹介〉
マンションに暮らす一組の夫婦。妻・萌実(=山口智子)の歯列矯正の治療が終わり、やっと二人の時間ができたと思った矢先、夫・由起夫(=豊川悦司)の仕事が忙しくなる。萌実は退屈な一人の時間を埋めるために編み物を始めるが、自分の手を毛糸で縛っていることに気が付く。それをきっかけにあらゆるものを縛りたいという欲求にとらわれる萌実。カウンセラーに診てもらったところ「強迫性緊縛症候群」と診断される。次第に萌実の症状が悪化していき、やがて「私を縛ってよ」と言いはじめる。由紀夫は萌実の言うとおりに縛っていく…。


〈作品感想〉
「二人の愛を、・・・縛ったの!!」

この愛のカタチはまさに芸術です。初めて岩井俊二監督の作品を観たのがこの作品で、衝撃を受けたのを今でも憶えています。47分というショートムービーの中に凝縮された愛は、本当に美しくて、観た途端に岩井俊二ファンになりました。もちろんこの写真集も買いましたよ。

1度目は内容よりも映像に感銘を受けました。解像度重視の現在の映像と逆行する様に、8ミリの粗さを巧く利用した色彩と明暗のコントラストはとても素晴らしかったです。2度目、3度目と観るうちに、音の使い方の素晴らしさにも気付き、その内容の奥深さも理解できて、またまた好きになってしまいました。

最後に「結局僕らは、縛られていたのだろうか?、解けていたのだろうか?」という問いかけがありますが、結局それは禅問答であって答えなど無いのかもしれませんね。題名の『undo』(元に戻す)をとっても同じで、結局元に戻ったのか?戻らなかったのか?は何が“元”なのかによって変わって来てしまう。だが萌実をいくら縛っても、彼女は「ちゃんと縛ってよ」と言っていた事から、物理的な束縛を望んでいたのではないと言う事が分かります。彼女の心を縛っていてあげれば彼女はいなくならなかったのかもしれません。

でも・・・この二人に本当の愛があったのか?そこがいちばんの疑問です。



2008/11/14 14:15 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『イン・ザ・プール』

2005年(邦)  人情/喜劇    評価★★★☆
原作:奥田英朗
監督:三木聡
脚本:三木聡
出演:松尾スズキ 、オダギリ ジョー 、田辺誠一 、市川実和子 、MAIKO 、岩松了 、ふせえり 、きたろう 、ちはる 、江口のりこ 、森本レオ 、真木よう子 etc


〈作品紹介〉
大森和雄(=田辺誠一)はやり手のサラリーマン。多忙によるストレスを発散するの為に水泳を始める。だが徐々に泳がないと正常でいられなくなる「プール依存症」となる。一方、中堅メーカーに勤務する営業マン・田口(=オダギリジョー)は、ある日突然、継続性勃起症になってしまう。そのまた一方では、ルポライターの岩村(=市川実和子)は家のガスの元栓を閉めたか?という心配性が悪化し、確認行為の慣習化による強迫神経症になる。そして田口と岩村は伊良部総合病院の精神科医・伊良部一郎(=松尾スズキ)のもとを訪れるのだが…。


〈作品感想〉
「さあ、ストレスを笑え!」

さすがに原作がしっかりしているので見応えはありました。そこに三木聡監督の笑いのエッセンスをを織り込んだいい作品になっていると思います。この作品で『時効警察』の時効管理課の皆さん、全員集結していたんですね~。

相変わらず個性の強いキャラクター達でしたが、やっぱり“松尾スズキ”さんだけは三木ワールドを突き抜けてる感じがしました。でも伊良部のインパクトを出すという意味ではとも良かった。『エレクトマンやっつけてくれ』、『出たなち○ぽ人間』、『マグロ侍がぁ』などの言い回しは最高でした。

自分はストレス発散方法はもっぱらカラオケですね~。依存症といえばネット依存症かも!?
みんな精神的な病気は少なからずもっていて、自分で解決出来る人もいれば医者にかからないとダメな人もいる。精神的な病気っていうと、受け入れられにくいこともあるので、そういった事もあるんだよっていう忠告や伝言をこの作品でしているのかも知れませんね。

2008/11/07 18:44 | あ・い・う・え・おCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

『犬と私の10の約束』

2008年(邦)  人情/家族    評価 ★★★
原作:澤本嘉光 、川口晴
監督:本木克英
脚本:澤本嘉光 、川口晴
出演:田中麗奈 、加瀬亮 、福田麻由子 、池脇千鶴 、布施明 、高島礼子 、豊川悦司 etc


〈作品紹介〉
犬から飼い主へのメッセージが書かれた、作者不詳の短編詩"犬の十戒"を元に描く、犬のソックスと少女の感動の物語!

北海道函館で暮らす斉藤あかり14歳。父は大学病院で忙しく働いていて顔を合わせる時間はあまりない。ある日、いつも元気な母が体調を崩して入院してしまい、胸を痛めるあかりの元に一匹の迷い犬が現れる。前足の片方だけ靴下を履いたように白いゴールデンレトリーバーに、母の提案で"ソックス"と名付ける。母はあかりに、犬を飼う時は犬が飼い主にして欲しい10のお願い事をしなければならないと教える…。

〈作品感想〉
作品紹介を観て、面白そうだと思い観てみましたが、想像どおり過ぎる内容で真新しい感動がありませんでした。もっと10の約束というテーマを活かした構成にして欲しかったです。

あかりは獣医になったのに、ソックスとの場面では全く獣医らしい所がない。最後もまるで一般人の対応してました。2時間の映画にするなら、もう少ししっかりした脚本にして欲しかったな~。

スゴいと思ったのは豊川さんです。いつもは主演が多いので、前に出てくる存在感がありますが、今回は全く前には出ていないのに、存在感だけはたっぷりでした。まるで『となりのトトロ』のお父さんの様でした。そのあたりは流石の一言ですね~。


犬好きの方はどうぞこの『10の約束』を守ってやってください。

2008/10/02 21:43 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『うた魂 ♪』

2008年(邦)      評価 ★★★☆
ジャンル : 青春/コメディ
監督:田中誠
脚本:栗原裕光
出演:夏帆 、ゴリ(ガレッジセール) 、薬師丸ひろ子 、石黒英雄 、徳永えり 、亜希子 、岩田さゆり 、ともさかりえ 、間寛平 、ゴスペラーズ etc


〈作品紹介〉
高校女子合唱部のかすみ(=夏帆)は、歌っている自分が大好き。ある日、イケメン生徒会長から「歌っている君を写真に撮りたい」と言われ、自分が好きなんだと有頂天になる。しかし、出来上がった写真を見て大ショック。歌っている自分がこんな顔だったなんて。生徒会新聞にその写真が大きく使われ、悲しみと自信喪失で合唱部を辞めると言い出す。しかし、かすみのやる気のない態度に、ヤンキー高校の合唱部から文句をつけに来た男がいた…。

〈作品感想〉
ストーリーはありがちな感じですが、歌がとてもよかったです。『天使にラブソング』の感動を思い出しました。まぁ歌のレベルはかなり落ちますが・・・。音楽好きにはぜひ観て欲しい作品です。

薬師丸ひろ子の「OH MY LITTLE GIRL」は“尾崎”&“セーラー服と機関銃”をダブルで思い出せてくれて、とてもよかったです。音楽サイコ~!!

2008/09/22 21:16 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『 L change the worLd 』

2008年(邦)    評価★★★
ジャンル:SF/サスペンス
原作:大場つぐみ/小畑健
監督:中田秀夫
出演:松山ケンイチ 、工藤夕貴 、福田麻由子 、南原清隆 、福田響志 、佐藤めぐみ 、平泉成 、鶴見辰吾 、高嶋政伸 etc


〈作品紹介〉
『DEATH NOTE デスノート』からのスピンオフ作品!
キラとの決着をつける為、究極の選択をした天才探偵・Lの「デスノート」には描かれなかった、最期の23日間を描く。

唯一無二のパートナー、ワタリを失い、自らもデスノートによる究極の選択をしたLの下に、突如消滅したタイの村でただ1人生き残った幼い少年がワタリへのメッセージを携えて送られてくる。そしてもう1人、亡き父親からあるものを託された少女・真希が追っ手から逃れるように飛び込んでくる。新たな《死神》の出現を察知したLは2人の子どもを守りながら人生最後の難事件に挑むのだった…。


〈作品感想〉
ストーリーが意外としっかり作られていて驚きました。人気に肖ってもっと適当かと思ってました。まぁこの作品、Lが出なくてもいい気がしますが・・・。

デスノートのLとは違うL、っていうのがコンセプトなんでしょうか?人間らしいL、活発なL、原作ファンは納得したのかな~。たしかに笑えたけど・・・。

Lってもともと「正義」ではない。正義感でキラを追ってた訳じゃないし。そんな設定を根本から崩してしまっていいのかな?Lの魅力をまる無視してますよね。あと、南原のFBIは必要なのか?すっとぼけた役ならFBIじゃなくて、松田役の彼でよかったんじゃないか?



2008/06/28 17:28 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

2007年(邦)人情/人間愛     評価★★★★

原作:西岸良平
監督/脚本:山崎貴
出演:吉岡秀隆 、堤真一 、小雪 、堀北真希 、もたいまさこ 、三浦友和 、薬師丸ひろ子 、須賀健太 、温水洋一 、小日向文世 etc


〈作品紹介〉
2005年度映画賞を総なめし、日本中を感動の嵐で包んだ「ALWAYS 三丁目の夕日」が帰ってきた!スタッフ、豪華出演陣が再集結し続編が完成。西岸良平原作コミック「三丁目の夕日」を映画化第2弾。物語は、前作のラストから4ヵ月後の昭和43年春からスタートする。


〈作品感想〉
前作と何も変わった所がないのに、またしても感動してしまった。
やはり現在の時代、こういうストレートな人間愛に飢えているのでしょうか?

ベタな物語がこの時代を現していて、懐かしさと温かさを感じます。失くしたものがこの映画にはある気がしますね。・・・それがいったいなんなのか、それすら現在の自分には解らなくなっていますが・・・。

2008/05/19 19:30 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『オリヲン座からの招待状』

2007年(邦)人情/純愛     評価★★★

原作:浅田次郎
監督:三枝健起
出演:宮沢りえ 、加瀬亮 、宇崎竜童 、田口トモロヲ 、中原ひとみ 、樋口可南子 、原田芳雄 etc


〈作品紹介〉
松蔵とトヨが経営している町の映画館・オリヲン座は、毎日たくさんの人で賑わっていた。ある日、一人の青年が映画館にやってきた。上映が終ると、その青年、留吉は松蔵にここで働かせてくれと頼み込む。留吉は熱心に働き、映写技師となる。しかし、松蔵が急死してから、映画館は段々寂れるようになり…。


〈作品感想〉
雰囲気はとても好きな感じでした。美しいという言葉が一番ぴったりハマる作品だと思います。宮沢りえの為にあるような映画ですね。

ストーリーはもどかしいくらい淡々と静かに進み、最後までその形を崩しません。その由々しきまでに一筋な形はまさにトヨの心の様で、何故だか自然と涙が流れてしまいました。

2008/05/19 19:03 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『アヒルと鴨のコインロッカー』

2007年(邦)    青春/ミステリー    評価★★★★
原作:伊坂幸太郎
監督:中村義洋
脚本:中村義洋 、鈴木謙一
出演:濱田岳 、瑛太 、関めぐみ 、松田龍平 、眞島秀和、野村恵里、なぎら健壱 、平田薫 、大塚寧々 etc


〈作品紹介〉
仙台の大学に通うため引っ越してきた椎名(=濱田岳)がボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら引越の片付けをしていると、アパートの隣人・河崎(=瑛太)から声をかけられる。すると唐突に、同じアパートに住むブータン人留学生に「広辞苑」をプレゼントするからと本屋襲撃に誘われてしまう。困惑しながらもモデルガンを手に襲撃の手伝いをしてしまうはめに。でもその裏には意外な真実が…。

〈作品感想〉
「神様、どうかこの話だけは見ないでほしい」

映画の前半と後半のギャップがとても面白いです。
前半は雰囲気重視でゆっくりと話は進み、登場人物の性格形成なども折り込みながらその独特の世界観を表現しているのだが、後半は一気に話は核心に向かい、まるで風が流れを変えるように方向と速度を変えて進んでいきます。

動物虐待者にさえも謝ってしまう心優しいドルジが、淡々と目的遂行していく様に、その哀しみの大きさがわかる。アヒルと鴨の境界線を消してくれた2人を失い、彼はまた風に答えを求めてしまうのだろう。

この映画はまさにボブ・ディランがぴったりハマった作品だと思います。

How many roads must a man walk down
(いくつの道を歩いたら)
Before you call him a man?
(ほんとうの人間として認められるのか)
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
(いくつの海を飛び越えたら)
Before she sleeps in the sand?
(白いハトは砂でやすらげるのか)
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
(そしていくつの弾丸の雨が降ったら)
Before they're forever banned?
(それらがなくなるのか)
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
(そのこたえは、友だち、風に吹かれている)
The answer is blowin' in the wind.
(答えは風に吹かれている)


2008/02/03 00:32 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『俺は、君のためにこそ死ににいく』

2007年(邦)    評価★★

ジャンル : 戦争/アクション
監督:新城卓
脚本:石原慎太郎
出演:徳重聡 、窪塚洋介 、筒井道隆 、岸惠子 etc

〈作品紹介〉
太平洋戦争末期、若き特攻隊員たちが母のように慕う一人の女性、"特攻の母"鳥濱トメさんの視点から描く太平洋戦争沖縄戦、真実のエピソード。衝撃的な特攻シーンと、懸命に生きる特攻隊員たちを取り巻く家族や恋人の想いを織り交ぜながら描いた、愛と哀しみの感動作。

〈作品感想〉
映画としてはどうなのかな~?

NHKドのキュメンタリー番組として観れば、なるほどね~って感じられる作品です。『ユナイテッド 93』と同じ感じですかね~。
役者のみなさんも誰ひとり前に出ることなく、地味に演技しています。だったら窪塚とかいらないし・・・へんに目立つからね!!この作品で感動出来るかな~、まあ人それぞれですからね~。

まあ、なんにしても主題歌だけは良いのよ。、稲葉さんの声だけで満足やね。

2007/10/27 11:00 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『アルゼンチンババア』

2007年(邦)人情/喜劇   評価★★☆

原作:よしもとばなな
監督:長尾直樹
脚本:長尾直樹
出演:役所広司 、鈴木京香 、堀北真希 、森下愛子 、手塚理美 、田中直樹 、きたろう 、岸部一徳 etc

〈作品紹介〉
両親と仲良く暮らしていた女子高生・みつこ(=堀北真希)だが、ある日母が病死してしまう。母が死んだその日、父親が失踪。ーーーーそれから半年後、父は町外れの屋敷で発見された。日本の景色とはかけ離れた洋館に住んでいたのは“アルゼンチンババア”だった。母の供養もせず、どうして父はそんなところに?! みつこは父親奪還のため、屋敷に向かうが……。

〈作品感想〉
原作を読んでいない為なのか、意味のわからない場所がいくつかあった。
大切な人を亡くし、それを認めたくない心模様、「生と死」をファンタジックに描いている作品です。最後のダンスのシーンはなんか伝わってくるものがありましたが、それ以外はちょっと???でした。

2007/10/06 10:03 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『アンフェア the movie』

2007年(邦)犯罪サスペンス   評価★★★
原作:秦建日子
監督:小林義則
脚本:佐藤嗣麻子
出演:篠原涼子 、椎名桔平 、成宮寛貴 、阿部サダヲ 、濱田マリ 、加藤ローサ 、加藤雅也 、大杉漣 、寺島進 、江口洋介 etc

〈作品紹介〉
大ヒットドラマ「アンフェア」劇場版、シリーズ完結編!
警察内部の不正が記された極秘文書を調査中の、警視庁公安部総務課警部補・雪平夏見(=篠原涼子)。ある朝、事件に巻き込まれた娘の美央――搬送された警察病院にテロリストが現れ病院が占拠された。テロリストは来院中の警察庁長官を人質に「警察庁が機密費を不正流用してプールした裏金80億円を2時間以内に用意せよ」という要求を突きつける…。

〈作品感想〉
ドラマの続きなだけに気になったから観てみたが、驚く内容ではなかったです。変な所ばかり『24』のマネしてる感じですか。もっと細かい所まで作りきって欲しかった。まぁHEROと同じくドラマの延長なだけで映画にする意味はなかったです。

そんな中、主題歌「I'm Here」だけは格好良かった。

2007/09/27 21:58 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

『愛の流刑地』

2007年(邦)    評価★★★☆
恋愛/犯罪  

原作:渡辺淳一
監督/脚本:鶴橋康夫
出演:豊川悦司 、寺島しのぶ 、長谷川京子 、仲村トオル 、佐藤浩市 、陣内孝則 、佐々木蔵之介 、富司純子 、津川雅彦etc

〈作品紹介〉
渡辺淳一のベストセラー小説「愛の流刑地」を映画化!
細々と暮らすかつての作家・村尾菊治は、元編集者から自分のファンである主婦の入江冬香を紹介され、2人は惹かれ合い―そして恋に落ちる。
冬香と出会った菊治は、今まで書くことの出来なかった新作「虚無と熱情」を執筆。逢引を重ね、死んでもいい位幸せだと言う冬香は、情事の果てに首を絞めてと懇願…
そして菊治は彼女の首に手を掛けた…。


〈作品感想〉
「あなたは死にたくなるくらい人を愛したことがあるんですか?」
お~っ、結構予告に騙されるケースかと思いきや、なかなかグッとくるシーンでした。何故だかすごく感情移入できる映画だったので、のめり込んでしまいました。

でもあそこまで女性をのめり込ませられる男にはなれませんでしたけど・・・。まあそれはそれで死人が出ないですんでよかったと思いますがね。

“私は選ばれた殺人者なんです”って名言ですよね

2007/09/03 11:40 | あ・い・う・え・おCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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